2016年6月24日金曜日

6/18 ナンヤローネ アートツアー6月号 岐阜県青少年美展 青年の部


  6月18日(土)『ナンヤローネ アートツアー6月号』を行いました。ナンヤローネのコンセプトに基づいて4月から新しく行っている鑑賞ツアーもこれで第3回目。毎回、全く新しい鑑賞法『Such Such Such』用してツアーを開発しています。
  今回のアートツアー『Such Such Such』の応用バージョンで「岐阜県青少年美術展 青年の部」作品を取り上げました。『Such Such Such』では、いつもは、作品を見ながら作品の前に置いてあるコネクターを選ぶのですが、今回は逆。コネクターを先に選んで後から作品を選ぶというものです。
 今回も親子から一般の方、高校生まで、参加者はバラエティーに富んでます。25人ほど集まったメンバーをグループ分け!今回は、いろいろな世代の集まった5つのグループにわかれました。
駆けつけた日比野館長も声をかけてくれて、いよいよ出発‼︎

 まずは好みのコネクターを選びます‼︎ 
 そして、それを選んだ理由を交流。「え、なんでそんなの選んだの…」その理由を聞くと、その人の個性が少しずつ見えてくる…。そんな気がしてきて、初対面のグループも少し打ち解けます。
 次に自分の選んだコネクターに合う作品があるのか?会場内の作品を見て回ります。今までとは絵の見方が変わってきます。普段なら、「へー、これが優秀作品ねとなるところですが、今回はそこに目がいく余裕はありません。それぞれ自分が選んだコネクターに合う作品を探すのに必死。コネクターを絵の前でかざしては、合うかどうかを確かめています。

 グループで鑑賞した後、もう一度じっくりと個人で会場内を廻ります。自分のコネクターに合う作品を決めるためです。


自分のコネクターに合う作品を見つけた人から集まってきます。全員集まったところで交流。



ある女の子は、細く街を描いた油絵の前で切符を見せながら、駅があって電車が走ってそう…と作品を選んだ理由を話してくれました。
 また違うある子は、緑色した恐竜のフィギュアが、植物の絵の緑とマッチすることを発見。
 大人の方は、自分が選んだクワガタ虫の模型が書道の漢字の世界に入っても違和感ないと、書の作品の前でかざしてくれました。確かに…違和感なかったです。
 それぞれのグループで作品の見方の新しい発見があり、作品を引き立たせてくれていました。コネクターを使った作品を選ぶのに年齢差はなく、むしろ子供の方が斬新な考え方をして、大人をタジタジさせることも。
 そして、自ずと、自分が選んだコネクター、それに合う作品はどこかでその人の色や個性を反映させているようです。
 昔ながらの路地の写真を選んだ高校生男子の手にしたコネクターは、古い腕時計。絵の前にかざすと、確かに褐色の色調まで一緒で、その子はそういう懐古調の雰囲気が好きなんだなと察します。
 また、一方で、そうやって作品を巡っているうちにいろんな会話も自然に生まれてきます。小学生の親子、そして高校生の男子、あまり接点のない世代ですが、アートツアーの中で活動しているうちに、次第に打ち解けていました。男の子の将来の相談に乗っていたりして…アートを中心に様々な人がコミュニケーションする姿がありました
 次回は6月25日(土)「岐阜県青少年美術展 小年の部を対象に行います。どの世代の方でも参加できますので、ぜひ美術館にお越しください。

hayashi










2016年5月23日月曜日

5月15日 アートまるケット「ながれミながら」ワークショップ「まきまきタネまき」


2016年5月15日(日)10:00~15:00 アートまるケット「ながれミながら」プレイベント、国際園芸アカデミー主催のワークショップ「まきまきタネまき」を開催しました。
アートまるケットは岐阜県の4つのアカデミー等の教員、学生の協力により進める取り組みです。

今年の夏も、美術館庭園に花を使ったオブジェが出現します!そのオブジェを花で飾るために、国際園芸アカデミーの皆さんと参加者112名が一緒にタネまきをしました。


マリーゴールド、ルコンソウ、ジニア、メランポジューム、ヒマワリ、フウセンカズラ、ホウセンカ、アサガオをプランターとハンギングバスケットに植えました。

昨年使用したハンギングバスケットのスポンジを付け替えて、再利用しました。
土を入れて、た〜ぷりお水をかけます。
新品のタオルと同じように、最初に土に水をたっぷりかけると、その後の吸収力があがります。園芸業界では「水やり3年」と言われるほど、水やり一つにも修行が必要とのこと。奥が深いですね。


さて、アカデミーの皆さんに教えてもらいながら、土に指で穴を作ってタネをまきます。


つかみにくいタネはピンセットでまきまき。


上から培養土をやさしくかぶせます。


結構コツが必要です。タネが隠れるまでかぶせます。


できたら、お水をかけてあげましょう。


参加していただいた方には去年のアートまるケットで収穫されたお花のタネをプレゼント!


タネまき完了後、アカデミーの皆さんとスタッフで東のお庭にプランターを移動しました。
学芸室から見る風景です。プランターがぎっしり並んでいます。


無事に発芽しますように!

次回、6月18日(土)10:00~15:00に小さな苗を植え替えするワークショップ「小さな花のおひっこし」を開催する予定です。

今年のアートまるケット「ながれミながら」は7月16日(土)〜9月25日(日)に開催されます。皆様ぜひおこしください。
(学芸員S)


2016年5月9日月曜日

5月3日・4日 ナンヤローネワークショップ②を行いました!

ゴールデンウィーク中の5月3日と4日にナンヤローネワークショップ②を行いました!
今回のタイトルは「ケンビの森ってナンヤローネ」。

岐阜県美術館、ケンビの庭にはたくさんの木があります。
1982(昭和57)年の開館当初、広大な庭園を彩るために、高木(クスノキ、ケヤキ等)997本、中木(コブシ、アラカシ等)257本、低木(アベリア、サツキ等)11937本、地被類(フッキソウ、ツルマサキ等)52958本が植えられました。またクロガネモチ、ハナノキ等の珍しい樹木が「寄贈木」として当館にプレゼントされました。2011(平成23)年の施設再整備のための改修工事によって館の北側の植栽はいくぶん減りましたが、現在でも一万本以上の高木・中木が日々の手入れをされながら成長を続けています。30年以上かけてすくすく育った樹木たちは、こんもりとした緑の葉の繁る大木となり、まさに「文化の森」と呼ぶにふさわしい姿となりました。
緑の森に囲まれたケンビの庭は、近隣の人々の憩いの場として日常生活の中で愛されています。ベビーカーのお母さんが木陰で休んでいたり、芝生を子どもたちが歓声を上げて駆け回ったり、紅葉の季節にはあちらこちらで写真を撮る人がいたり…そんな風にふだんから、気軽にケンビの庭を利用してくれている姿を見るのは、館のスタッフにとってもたいへん嬉しいことなのです。

このすてきなケンビの庭を存分に活用しながら屋外展示を行う企画展も、開館当初からしばしば行われてきました。近いところではまず、昨年(2015年)の夏、日比野克彦新館長のディレクションにより「アートまるケット 花は色の棲家」と題して、県内4アカデミーと協力しながら庭園を使ったイベントが行われました。庭に出現した木製の「花の棲家」は、トータルで5万人以上の人々が集う「にぎわいの場」となり、ケンビの庭に新たないのちを吹き込んでくれました。
今年(2016年)の2月から3月にかけては、第8回円空大賞展で円空大賞を受賞した中谷芙二子さんの霧の彫刻、《Fog Sculpture #47632 “雲のごとく”》が庭園に設置されました。一時間ごとに真っ白な霧が噴出して、庭のすがたをドラマティックに変化させたのも、記憶に新しいことでしょう。

さて、今回のナンヤローネワークショップでは、このケンビの庭ならではの森、特に珍しい花木に注目して、参加者みんなで手作りのネームプレートを作成しました。

まずはチームに分かれて、庭園を散策!


この木は一体ナンヤローネ??


お気に入りの木が決まったら、木にネームプレートを作ってあげよう!
素材選び、どれにしようかな…?


絵具で塗ってみたり、どんぐりや枝で文字をつくったり、



並べ方を工夫してみたり、色々なネームプレートが出来てきました!


グルーガンに挑戦!


完成したら、木にくくりつけて…


みんなで一緒に記念撮影!パチリ!


沢山のネームプレートができました!









お気に入りの木はいつ実が成るかな?


ケンビの森がますます賑わいました!
みなさま是非、すてきな手作りネームプレートと木の様子を見に来てくださいね!

そしてケンビの庭では、今年もまた、新たなプロジェクトが始まります。
日比野克彦館長が今年もやります、「アートまるケット」!
今回は「ながれミながら」と題しています。庭のせせらぎ(人工の小川)のところに何かが起こりますよ。ナンヤローネ。
「アートまるケット 日比野克彦ディレクション『ながれミながら』」の会期は、7月16日から9月25日まで。会期が近くなったら、またSNS等で紹介しますね。
この夏のケンビの庭と森、どんな風になるか、お楽しみに!!!
(学芸員S)



2016年5月4日水曜日

5/4 ナンヤローネ ワークショップ2 の様子(動画)

5月4日に行われたナンヤローネ ワークショップ2 の様子を短い動画にまとめました。




by KQ Hayashi

2016年5月3日火曜日

企画展「ナンヤローネNo.0」とSuch Such Such(あんな そんな こんな)が開催中!!

 41日より「ナンヤローネNo.0」が始まりました。タイトルだけでは、何の展覧会ナンヤローネという感じですね。

 この「ナンヤローネNo.0」は昨年館長に就任した日比野克彦館長ディレクションによる企画展です。作品鑑賞と共にアートコミュニケーション作品Such Such Such(あんな そんな こんな)を体験してもらい、いつもとは異なる方法でより深く作品を味わっていただくことができます。もちろん、いつも通り作品を鑑賞することも出来ます。

 そこでSuch Such Suchってナンヤローネという疑問がでてきます。Such Such Suchは日比野館長(最近、東京藝大の学部長に就任しました^^)が試みるアートコミュニケーション作品であると同時に、これまではありえなかった画期的な鑑賞法で、大人から子どもまで、作品と作品を見ている自分について、いつもとは違った角度から考えることができます。

簡単にやり方を書きますと…



.入口で素敵な東濃ヒノキの箱を持ちます。



.展示作品は沢山ありますが、Such Such Such対象作品はそのうち5つです。作品を見て、「何かを感じている私」に合ったコネクター(作品と自分をつなぐ物)をそれぞれの場所で選んではこの中に入れていきます。

    


. みんなで作ったWORK SPACEで、箱に集めたコネクターを見ながら、作品を見て感じた自分を思い出しながらスケッチし…

.みんなで作ったSHOW ROOMにコネクターを集めた箱と一緒に展示します。
 他の人はどんな風に感じたのかな〜??


.最後に受付へ行って、Such Such Such関連グッズを記念品としてもらい終了です。
 この展示になってから、従来の所蔵品展よりもリピーターが多く、ふらっと立ち寄ってくださる方が増えたのがとても嬉しいです。


 年度始めで忙殺された方も多いと思いますが、せっかくのGWなので、素敵な作品を鑑賞しながら、自分と向き合って一休みしてはいかがでしょうか。


*高校生以下は無料です!!

M.A