2014年10月28日火曜日

タグチヒロシ・アートコレクション パラダイムシフト てくてく現代美術世界一周

来年2月3日より開催されます企画展「タグチヒロシ・アートコレクション パラダイムシフト てくてく現代美術世界一周」の出品作家・作品をご紹介いたします。

ジャナイナ・チェッペ《プリマヴェーラ》2006年




© Janaina Tschäpe, courtesy of nichido contemporary art 




ジャナイナ・チェッペの絵画は、明瞭な色面を幾重にも重ね描きして、その上に模様となる部分を加えながら、先に描いた箇所を部分的に覆いつつ次第に統合していくという制作プロセスを取っています。加えて本作は、紙に水彩絵具で描かれているので、にじみや垂れ、紙の波うちなども作品の印象をつくり上げています。鮮やかな色の光が、画面の向こうからやってくるようです。 
タイトルの「プリマヴェーラ」はイタリア語で「春」を意味し、ルネサンス期の画家ボッティチェッリの作品を思い出させます。その絵の中で春の女神プリマヴェーラは花びらをまき散らしています。 
年が変わって新たな生命が活動し始める頃、この作品を体験していただけます。
(西山恒彦) 

平成26年度企画展
タグチヒロシ・アートコレクション パラダイムシフト てくてく現代美術世界一周 

会期:平成27年2月3日(火)~5月17日(日)

2014年10月12日日曜日

熊谷守一展 入場者20,000人突破!

1011日(土)
熊谷守一展も後半に入り、口コミの効果やリピーターで来ていただけるお客様もみえ

20,000人目のお客様を迎えることができました。これも皆様のおかげです。感謝。


















20,000人目のお客様の笑顔

熊谷守一展もいよいよあと一週間です。まだ、観ていない方、もう一度見たい方ぜひ機会を逃さないようにしてください。
・・・なにしろ400点以上の作品がそろうのは今後ないかもしれません。
(学芸部H

2014年10月11日土曜日

守一のいる場所 熊谷守一展 (今月19日まで)

秋らしい日よりになってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしですか?
95日から始まった「熊谷守一」展は930日に数点展示替えを行い、会期も後半に入りました。

熊谷守一展の中では史上最多の展示数を誇る本展覧会ですが、もちろん内容も充実しています。熊谷守一の画業を見やすくまとめた展覧会の構成と多くの作品によって、その生涯と作品の変遷についてじっくりと味わえる内容になっています。かなりボリュームがありますので、時間に余裕を持って途中で休憩をはさみつつ鑑賞するのがお勧めです。

展示作品はテーマや題材ごとにまとめて、作品の変化が分かりやすくなるように展示していますので、比較して観ることができて面白いですよ。特に、守一作品にはトレースして描いた作品があります。それらはどれも簡潔な線と色面で、形態を単純化して描かれているのに、色調や筆致、ほんのわずかな形態の差によって異なる場面や印象が描き分けられています。潮の満ち引きや、朝と夕、熊谷家の常連客だった猫たちの様子などなど。守一作品をよくご存じの方でも、この展覧会だからこそ見つけられる新しい発見がきっとあると思います。

ぜひ一度(何度でも!)ご来館くださいませ。


(会場内の様子です。入り組んだ会場になっていますので、迷ったら会場内スタッフにお声掛けください。)
佐野


*美術館から岐阜駅方面へ向かうバスに乗ると、そのまま鵜飼が行われる長良川まで行くことができます。(鵜飼は1015日まで)