2015年12月12日土曜日

アートまるケット「花は色の棲家」、明日最終日

先日の暴風雨は止み、本日も雲が残っていましたが、空気はとても清々しい日でした。
美術館庭園でおこなってきた「アートまるケット《花は色の棲家》」も明日が最終日。
本日も日比野館長によるワークショップ「色に関する100の指令」を開催。参加者は和紙を染めて、色とりどりの花を作りました。


作っていただいた花を「色の棲」に飾っています。
そういえば会期中、背中にハート模様のついた虫を監視の方が発見しました。和紙の花にとまっていたようで、本物の花と間違えたのでしょうか。



いくつか花も枯れ、種がとれます。ワークショップの参加者にも、ご自身でとっていただきました。種をとらないでいると、勝手に下にこぼれてしまいます。枯れたローゼルの鉢に、上のマリーゴールドの種が落ち、寒空のもと、芽を出して、小さな花を咲かせていました。

明日13日が最終日、1400からワークショップも開催します。
是非とも足をお運びください。


2015年12月3日木曜日

「レオナール・フジタのにゃ〜んと小さなアートフレーム」開催しました

 10月3日(土)に小さな藤田嗣治展・長良川おんぱく関連ワークショップ「岐阜県美術館で見て、感じて、作る!レオナール・フジタのにゃ〜んと小さなアートフレーム」が開催されました。(レポートが遅くなってしまい、すみません…。)

 いきなりですが、まずはワークショップ終盤に撮りました参加者の集合写真をご覧ください!


  皆さん良い笑顔で写っている……ではなくて、全員何か手に持っているのが確認できますでしょうか?
 これらが、今回のワークショップで制作したオリジナルの額縁です。

 このワークショップでは、小さな藤田嗣治展を担当学芸員Hの解説を聴きながら鑑賞し、その後に自分でオリジナルの額縁(アートフレーム)を作りました。




 制作する額縁はサイズがあらかじめ決まっており、約8cm×7cm、写真などをはめ込む部分は約4cm×3cmです。…小さい!
 実はこのサイズは、小さな藤田嗣治展で公開された《座る少女》とほぼ同じ。《座る少女》は藤田展チラシ裏に原寸大で掲載されている作品でもあります。

 額縁には、あらかじめ参加者の皆さんが用意された写真を、額縁に収まるサイズまで縮小コピーしたものをはめ込みます。






 作品や解説を思い起こしながら、持参した写真などを飾るのにふさわしい額縁にするには…と、様々な方法や装飾を模索する参加者の皆さん。真剣に、賑やかに、制作は進み、同じ木枠から作られたとは思えない、個性あふれる素晴らしい額縁作品が出来上がりました。



 最後は、館内併設のレストラン・カフェ喫褐苑(きっかえん)で藤田展コラボスイーツ「フジタの猫のチョコケーキ」を食べながらの作品鑑賞会。
 出来上がった作品を前に皆さん大満足の様子。




 見て、感じて、つくり、さらに味わう、笑顔が沢山のワークショップとなりました。
 参加者の皆さん、有り難うございました! 



制作された額縁作品は、藤田展の会期終了まで喫褐苑で展示されました。


 後日談ですが、「長良川おんぱく2015」のプログラムとして実施したこのワークショップは、お客様の満足度が高かったことから、長良川温泉泊覧会実行委員会様より「優秀プログラム」として賞をいただきました!



 これを励みに、今後もより楽しんでいただけるイベント・ワークショップを行っていきます!

(教育普及 K)




2015年11月23日月曜日

木歌LIVE 『花は・・・?』with MIKI FUSEYA LIVE PAINT


11月23日(月・祝)に行われたコンサート
木歌LIVE 『花は・・・?』with MIKI FUSEYA LIVE PAINT
の様子。短くまとめた動画です。


2015年11月1日日曜日

アートまるケット関連イベント オマールさんによるアフリカンコンサート

 秋晴れの空の下、セネガル出身のミュージシャン、オマール・ゲンデファルさん率いるアフロヴェゲェバンドの演奏が、美術館庭園『色の棲』前で行われました。庭園に集まった沢山の人たちが、アフリカンサウンドのリズミカルな演奏を、体を揺らしながら楽みました。
 同時にIAMASによるワークショップ「ホウキ作り」、また喫褐苑(きっかえん)による野外カフェも開催。どちらも大盛況でした。
 終了後にはアフリカの太鼓ジャンベのワークショップも開催され、熱心にオマール先生にジャンベの演奏を習う姿がありました。

2015年10月6日火曜日

ワークショップ 「花の引っ越し」

 10月4日(日曜)『アートまるケット日比野克彦ディレクション「花は色の棲家」』のワークショップ、国際園芸アカデミーによる「花の引っ越し」が行われました。
天気もよく、たくさんのお客さんに参加していただき、ハンギングバスケットに花の苗を植え替えました。
 この花は、今でも満開状態の「色の棲(す)」に追加されます。いっそうたくさんの花で「色の棲(す)」が飾られます。
リニューアルした「色の棲(す)」を、何度でもおいで下さい。
 


こどもたちも園芸アカデミーの生徒に教えてもらいながら、バスケットに花を植え替えました。みんなで植えた花が美術館の庭を飾ります。






小さな藤田嗣治展 開催日記3

小さな藤田嗣治展、図録もこだわっています。
↑これはミュージアムショップでのディスプレイ。
右上はこの図録専用の額縁です♪こちらも限定商品。

すでにミュージアムショップ担当が会期前に一部紹介していますので、ここでは制作裏話をご紹介します。

昨年の冬。
小さな作品ばかりの本展覧会。どんな図録をつくろうか、学芸員Hは考えていました。
…藤田は新しいことをたくさんして注目されたので、普通の図録は作りたくない。

さてどうしようかと、学芸員Hと学芸員Mは立ち話をしていました。
そこで学芸員Hは幼い頃の楽しい記憶を思い出したのです。
某○○園のお茶漬けのおまけに入っていた浮世絵カード、みなさんも記憶にありませんか?
懐かしいですね。集めたカードを並べて見たり、楽しかったですね。
(学芸員H)!!!…よし、今回は絵はがきサイズのカードの図録にしよう!
本仕立ての図録だと、ページをめくらないといけない。
でも絵はがきなら自分だけの好きな順番に並べて楽しむことができる。
本展覧会の内容にはぴったりだね!
(学芸員M)でもすでに藤田の絵葉書本は市販されているので、二番煎じはつまらないです。
(学芸員H)それに藤田嗣治は著作権料がかかる。出品作品全てを掲載することは難しいな…。
(学芸員H&M)うーん…。
(学芸員M)そうだ!藤田は手作りで箱を作っていたわけだから、箱に入れて売りましょう。
(学芸員H)厳選作品が箱に入ったカード式図録だね。それは見たことがないね。
こんなかんじで決まりました。

箱の蓋にはロゴの箔押し、カードの側面も金で小口染め。なんともゴージャスです。
カードは48枚入り。出品作品の中から厳選しました。
カードのほかには小冊子が入っています。
小冊子には必要最小限の情報だけを載せました。
一応、これが入っていることで図録としての体裁を整えています。
図版が外に飛び出した図録、と言ったところでしょうか。
たくさん原稿を書くのも大変ですが、肉を削ぎ落して情報を絞るのもなかなか苦労しました。
でも普通の内容だったら、この図録に入れる必要がないですからね。

通常の図録でいうところのあいさつと本文にあたるメッセージは学芸員Hが、年譜は学芸員Mが担当しました。
年譜については、学芸員HからMにこんなリクエストが。
「年譜だけど年譜じゃないもの。」
…む、むずかしい!

普通の年譜は作っていたのですが、見せるまでもなく却下。
そんなわけであれこれ考えてこのように作っていきました。

年譜の最初のイメージ。これ以外にも何枚も違うイメージを書きました。

途中の段階。冊子原寸の枠を書いて、手書きで文字の量と大きさを調整しました。
数回の校正を経て、完成しました。

実はこの年譜には参考したものがあります。
それは藤田本人が作った自分の年譜の作品。年譜が作品???作家が残した年譜とは???
展覧会場に展示していますので、ぜひご覧ください。

私たちの「こんな図録が作りたい!」という要望を具現化してくださったデザイナーさんと製作業者さん。
本当にありがとうございます。

こんな図録国内でも国外でも見たことがありません。
カバンの中に入れてもかさばりません。縦7.8×横10.8×高2.6cmのコンパクトな図録です。
男性だったら背広の内ポケットからスッと差し出してプレゼントできるサイズです。
気に入ってもらえるとうれしいです。

完全手作り豪華版のため、数に限りがございます。
売り切れちゃうかも…なんて声も聞こえてきています。
お問い合わせは当館ミュージアムショップへお願いします。


(MM)

『色の棲』定点観測10・6 晴


2015年9月28日月曜日

ワークショップ 「地球は丸い、苔も丸い」国際園芸アカデミー

 国際園芸アカデミーによるワークショップ 「地球は丸い、苔も丸い」が午前午後2回にわたって行われました。国際園芸アカデミーの生徒さんが参加者につき苔玉の作り方を丁寧に教えていました。
 参加者の方は初めて作る苔玉に大満足!出来た苔玉を大切に持ち帰りました。






ワークショップのあと、「色の棲」のメンテナンスをしてくれる国際園芸アカデミーの生徒さん

2015年9月27日日曜日

『色の棲』定点観測9・27


小さな藤田嗣治展 開催日記1

小さな藤田嗣治展 開催日記1

2015911日(金)に展覧会が無事開幕しました。
会期中には講堂で記念講演会や美術講座、会場でショートナビゲーションを開催し、藤田の魅力をお伝えします。

926()には、記念講演会を開催しました。
講演会のタイトルは「え!藤田はこんな秘密技法で描いてたの!?」。
講師は東京藝術大学の木島隆康教授。聞き手は学芸員M
なんと180名もの方が聴講してくださいました。
 
















会場は超満員!追加の椅子を出すほど。

講演会の数日前に木島先生の研究室に伺い、どんな話をしましょうか、と打合せを行いました。
画布のひみつ。地塗りのひみつ。描線のひみつ。彩色のひみつ。
これらの内容を、
絵画技法をこれから知りたいという人にとっても分かりやすく、
でもすでに詳しい方が聞きたいと思う専門的内容は欠かさず、
たくさんの画像を展開しながら、
最新の情報や今回の展覧会準備に際し私自身が気になったことも含めて、
講演をまとめたい!
何とも欲張りな計画です。はたして1時間半で収まるのでしょうか…。

結局2時間20分のながーい講演会となってしまいました。
でも、途中を省略すると結論の導けない話だったのですみません。。。

藤田の秘密技法は本当に奥が深いです。
すべては話しきれませんでしたが、まずベーシックな部分は紹介できたのではと思います。

最後まで熱心にご聴講くださいましたみなさま、長時間ありがとうございました。

(MM)