2016年5月23日月曜日

5月15日 アートまるケット「ながれミながら」ワークショップ「まきまきタネまき」


2016年5月15日(日)10:00~15:00 アートまるケット「ながれミながら」プレイベント、国際園芸アカデミー主催のワークショップ「まきまきタネまき」を開催しました。
アートまるケットは岐阜県の4つのアカデミー等の教員、学生の協力により進める取り組みです。

今年の夏も、美術館庭園に花を使ったオブジェが出現します!そのオブジェを花で飾るために、国際園芸アカデミーの皆さんと参加者112名が一緒にタネまきをしました。


マリーゴールド、ルコンソウ、ジニア、メランポジューム、ヒマワリ、フウセンカズラ、ホウセンカ、アサガオをプランターとハンギングバスケットに植えました。

昨年使用したハンギングバスケットのスポンジを付け替えて、再利用しました。
土を入れて、た〜ぷりお水をかけます。
新品のタオルと同じように、最初に土に水をたっぷりかけると、その後の吸収力があがります。園芸業界では「水やり3年」と言われるほど、水やり一つにも修行が必要とのこと。奥が深いですね。


さて、アカデミーの皆さんに教えてもらいながら、土に指で穴を作ってタネをまきます。


つかみにくいタネはピンセットでまきまき。


上から培養土をやさしくかぶせます。


結構コツが必要です。タネが隠れるまでかぶせます。


できたら、お水をかけてあげましょう。


参加していただいた方には去年のアートまるケットで収穫されたお花のタネをプレゼント!


タネまき完了後、アカデミーの皆さんとスタッフで東のお庭にプランターを移動しました。
学芸室から見る風景です。プランターがぎっしり並んでいます。


無事に発芽しますように!

次回、6月18日(土)10:00~15:00に小さな苗を植え替えするワークショップ「小さな花のおひっこし」を開催する予定です。

今年のアートまるケット「ながれミながら」は7月16日(土)〜9月25日(日)に開催されます。皆様ぜひおこしください。
(学芸員S)


2016年5月9日月曜日

5月3日・4日 ナンヤローネワークショップ②を行いました!

ゴールデンウィーク中の5月3日と4日にナンヤローネワークショップ②を行いました!
今回のタイトルは「ケンビの森ってナンヤローネ」。

岐阜県美術館、ケンビの庭にはたくさんの木があります。
1982(昭和57)年の開館当初、広大な庭園を彩るために、高木(クスノキ、ケヤキ等)997本、中木(コブシ、アラカシ等)257本、低木(アベリア、サツキ等)11937本、地被類(フッキソウ、ツルマサキ等)52958本が植えられました。またクロガネモチ、ハナノキ等の珍しい樹木が「寄贈木」として当館にプレゼントされました。2011(平成23)年の施設再整備のための改修工事によって館の北側の植栽はいくぶん減りましたが、現在でも一万本以上の高木・中木が日々の手入れをされながら成長を続けています。30年以上かけてすくすく育った樹木たちは、こんもりとした緑の葉の繁る大木となり、まさに「文化の森」と呼ぶにふさわしい姿となりました。
緑の森に囲まれたケンビの庭は、近隣の人々の憩いの場として日常生活の中で愛されています。ベビーカーのお母さんが木陰で休んでいたり、芝生を子どもたちが歓声を上げて駆け回ったり、紅葉の季節にはあちらこちらで写真を撮る人がいたり…そんな風にふだんから、気軽にケンビの庭を利用してくれている姿を見るのは、館のスタッフにとってもたいへん嬉しいことなのです。

このすてきなケンビの庭を存分に活用しながら屋外展示を行う企画展も、開館当初からしばしば行われてきました。近いところではまず、昨年(2015年)の夏、日比野克彦新館長のディレクションにより「アートまるケット 花は色の棲家」と題して、県内4アカデミーと協力しながら庭園を使ったイベントが行われました。庭に出現した木製の「花の棲家」は、トータルで5万人以上の人々が集う「にぎわいの場」となり、ケンビの庭に新たないのちを吹き込んでくれました。
今年(2016年)の2月から3月にかけては、第8回円空大賞展で円空大賞を受賞した中谷芙二子さんの霧の彫刻、《Fog Sculpture #47632 “雲のごとく”》が庭園に設置されました。一時間ごとに真っ白な霧が噴出して、庭のすがたをドラマティックに変化させたのも、記憶に新しいことでしょう。

さて、今回のナンヤローネワークショップでは、このケンビの庭ならではの森、特に珍しい花木に注目して、参加者みんなで手作りのネームプレートを作成しました。

まずはチームに分かれて、庭園を散策!


この木は一体ナンヤローネ??


お気に入りの木が決まったら、木にネームプレートを作ってあげよう!
素材選び、どれにしようかな…?


絵具で塗ってみたり、どんぐりや枝で文字をつくったり、



並べ方を工夫してみたり、色々なネームプレートが出来てきました!


グルーガンに挑戦!


完成したら、木にくくりつけて…


みんなで一緒に記念撮影!パチリ!


沢山のネームプレートができました!









お気に入りの木はいつ実が成るかな?


ケンビの森がますます賑わいました!
みなさま是非、すてきな手作りネームプレートと木の様子を見に来てくださいね!

そしてケンビの庭では、今年もまた、新たなプロジェクトが始まります。
日比野克彦館長が今年もやります、「アートまるケット」!
今回は「ながれミながら」と題しています。庭のせせらぎ(人工の小川)のところに何かが起こりますよ。ナンヤローネ。
「アートまるケット 日比野克彦ディレクション『ながれミながら』」の会期は、7月16日から9月25日まで。会期が近くなったら、またSNS等で紹介しますね。
この夏のケンビの庭と森、どんな風になるか、お楽しみに!!!
(学芸員S)



2016年5月4日水曜日

5/4 ナンヤローネ ワークショップ2 の様子(動画)

5月4日に行われたナンヤローネ ワークショップ2 の様子を短い動画にまとめました。




by KQ Hayashi

2016年5月3日火曜日

企画展「ナンヤローネNo.0」とSuch Such Such(あんな そんな こんな)が開催中!!

 41日より「ナンヤローネNo.0」が始まりました。タイトルだけでは、何の展覧会ナンヤローネという感じですね。

 この「ナンヤローネNo.0」は昨年館長に就任した日比野克彦館長ディレクションによる企画展です。作品鑑賞と共にアートコミュニケーション作品Such Such Such(あんな そんな こんな)を体験してもらい、いつもとは異なる方法でより深く作品を味わっていただくことができます。もちろん、いつも通り作品を鑑賞することも出来ます。

 そこでSuch Such Suchってナンヤローネという疑問がでてきます。Such Such Suchは日比野館長(最近、東京藝大の学部長に就任しました^^)が試みるアートコミュニケーション作品であると同時に、これまではありえなかった画期的な鑑賞法で、大人から子どもまで、作品と作品を見ている自分について、いつもとは違った角度から考えることができます。

簡単にやり方を書きますと…



.入口で素敵な東濃ヒノキの箱を持ちます。



.展示作品は沢山ありますが、Such Such Such対象作品はそのうち5つです。作品を見て、「何かを感じている私」に合ったコネクター(作品と自分をつなぐ物)をそれぞれの場所で選んではこの中に入れていきます。

    


. みんなで作ったWORK SPACEで、箱に集めたコネクターを見ながら、作品を見て感じた自分を思い出しながらスケッチし…

.みんなで作ったSHOW ROOMにコネクターを集めた箱と一緒に展示します。
 他の人はどんな風に感じたのかな〜??


.最後に受付へ行って、Such Such Such関連グッズを記念品としてもらい終了です。
 この展示になってから、従来の所蔵品展よりもリピーターが多く、ふらっと立ち寄ってくださる方が増えたのがとても嬉しいです。


 年度始めで忙殺された方も多いと思いますが、せっかくのGWなので、素敵な作品を鑑賞しながら、自分と向き合って一休みしてはいかがでしょうか。


*高校生以下は無料です!!

M.A














2016年5月1日日曜日

新年度、始動!―美術館の花と《森ヲ歩ク》

平成28年度が始まってはや一ヶ月。今年の岐阜県美術館庭園の新緑もたいへん美しいです。


正面玄関の横のハナミズキは、そろそろピンクの花が、勢いよく育つ葉の中に隠れてきました。ゴールデンウィークが最後の見頃ですね。



庭園の林では、ナンジャモンジャの木が満開です。「ナンジャモンジャ」は愛称で、本当の名前は「ヒトツバタゴ」といいます。モクセイ科のこの風変わりな名前の木、岐阜の人(じん)ならば、きっとご存じのことでしょう。岐阜駅前にも大きな木があって、ゴールデンウィークの頃にちょうど満開になっています。細い花弁の白い花、あたり一面に良い香りがふわっと漂います(うっとり)。





・・・ナンジャモンジャの木の下に、何やら見慣れぬものがニョキニョキと。気づかれました?


これは、粘土をろくろで細長く引きあげた筒状のものをいくつも積み上げて型にし、その中に電子基盤やら電球やら様々なオブジェと一緒にアルミニウムを流し込んで鋳造した作品です。作り手は、愛知県常滑市に在住の現代美術家、鯉江良二(こいえりょうじ)先生。作品名は《森ヲ歩ク》(1995年作)。岐阜県美術館での個展(1996112日から225日まで)のために制作展示され、その後、当館で収蔵しました。

《森ヲ歩ク》は、個展では庭園のせせらぎの中に林立し(雪に包まれ、非常に美しい情景でした!)、その後、本館の北側の竹林の中に設置されましたが、美術館の改修工事の際にいったん移動し、作品も休息をとっていました。

そして、つい先日の平成28331日、鯉江良二先生の監督のもと、当館の保存担当のMさんはじめスタッフとともに、改めて庭園の南側に設置、再生しました!




この時には葉の落ちた状態だった木々も、いまや新緑の色鮮やかな姿に。
鯉江先生にも新緑に包まれた《森ヲ歩ク》のすがたを、ぜひ見ていただきたいです!!!

初夏の良い季節です、天気の良い日には、岐阜県美術館の庭をてくてくと散歩しながら、新緑の美しさと彫刻や現代美術作品とのコラボレーションを楽しんでください。ナンジャモンジャの香りもぜひかいでみてね!そして夏には庭園でふたたびの「アートまるケット」ですよ!お楽しみに。

さて。
庭園にも新しい動きがありましたが、平成28年度の岐阜県美術館の館内は、もっともっとすごいことになっています。
まずホールの光景が、ご覧になった人ならわかってくださると思いますが、「なんやこれ?!」って状態なのです。
これこそが「ナンヤローネ」プロジェクト!
日比野克彦新館長の本気が、ついに怒濤の展開を始動させました!
これについては次回のブログでじっくりとお伝えします。
(ブログリレーのバトン託しましたよ、次回担当者よろしくね♡)
熱い熱い語りになること間違いないです、熱さにあてられて服を全部脱いじゃうくらいの覚悟で待機すべし!(青山)